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2025FOSS4G 2025 speaker オークランド、ニュージーランド talk

GIS は長らく、技術的にも概念的にも、専門的で複雑なテクノロジーとして見られてきた。WebGIS によってアクセスは広がったものの、非専門家、とりわけ短時間のワークショップで学んで参加し、意味のあるアウトプットを出さなければならない市民にとっては、依然としてハードルが高い。

一方、GIS の主要ユーザーである地方自治体は、市民とのコミュニケーションや共創のための新しい方法を模索している。防災計画から都市再開発まで、地図やデータを「技術的な壁」ではなく「対話のためのメディア」にしたい、という声は強まる一方だ。

この登壇では、市民参加ワークショップ向けに軽量で直感的な WebGIS アプリを設計してきた、私たちのチームの試みをいくつかの事例として紹介した。これらは、私たちが一緒に開発しているオープンソースのツール(Re:Earth Visualizer / Re:Earth CMS)の上に組み上げられているが、話の中心はツール自体ではない。空間情報を、人々が実際に関われるメディアに変えていくために何が要るのか──どう一緒に作るか、どう語るか、どうすれば市民が実際に口を開いてくれるか。その設計の話である。